土地は売れている
2021.10.6
各業界でコロナによる影響が沢山出ている中、建築業界でもウッドショックの影響で想像以上の価格高騰に苦しんでいます。
しかし、土地は売れているようです。
高崎市の自社分譲を得意としている不動産会社では、7月に20区画売れたそうです。
1カ月の販売件数としては最高記録のようです。
不動産会社で1カ月に20件の契約をするというのはかなり忙しく、営業マンが沢山いる会社でないと業務が回らないと思うのですが、自社が売主になる物件であれば可能な契約件数だと思います。
不動産会社が売主物件を売る場合、仕入れから売り出しまでは少し時間がかかり大変なこともありますが、売買条件さえ決まってしまえばその後は買主さんとのやり取りだけなので、お引き渡しまでスムーズに進みます。
売主物件を持っていると強いなぁとつくづく感じました。
コロナ禍であろうと、その土地の条件さえ良ければ、HPに載せるだけでも飛ぶように売れるのです。
不動産会社に勤務している友人は、売主と買主が共に一般人である仲介の契約は本当に大変!とよく言っています。
私も経験があるのでよくわかります。
もし、1カ月5件の仲介契約と5件の決済(お引渡し)があれば、それぞれの案件の関係者から電話がかかってきて、確認・確認の嵐です。
1時間接客をしていて終わって電話を見たら、10件以上全て別の人から不在着信が入っているなんて事も・・・
土地を安く仕入れて売主として高く売れば、その差額が利益になるので1億円の土地の仲介手数料よりも売り上げが上がり、歩合が沢山付くこともあります。
その為不動産営業マンの多くは、仲介なんてしていないでいい土地を仕入れないと!と頑張っています。
土地が売れているという事は、大勢の方が新しい分譲地が出るのを待っているという事なので、ライバルが沢山います。
情報が出たと思ったら、良い区画は売れてしまっていることもよくあります。
お客様が気に入りそうな土地情報を早くキャッチして、ご紹介できるように日々探しています。
kuribara