自分でできる庭造り
2021.09.20
家の仕様決めが終わると、最後に外構のお打ち合わせをさせて頂きます。
外構工事は必要最低限の工事にすれば、50万くらいで駐車場や建物周囲の防草シートだけする工事もありますし、アプローチからカーポートまで全て盛り込んだ工事をすると300万近くかかる場合もあります。
こだわればこだわるほど費用がかかる外構工事ですが、いい家のデザインを建てても、外構が何もしていないともったいない気もします。
私の自宅も庭は芝生だけ最初植えました。
とにかく虫が苦手で、虫がついてしまったら植木や花の世話をできないと思い、シンボルツリーを玄関先に1本植えただけでした。
しかし、芝生のグリーンだけだと寂しい感じがして、結局、庭は後から自分でやり直しました。
芝生をはがし、防草シートとビリ石を敷き、枕木風のアプローチを作り、花壇を作って植木3本と花を植えました。
綺麗な植栽を植えるだけで、庭の印象が変わり、とても雰囲気が良くなりました。
外構工事は最後の打ち合わせの為、家に力を入れすぎると外構に予算を回せず必要最低限の工事しかできなくなってしまう場合もありますが、駐車場やアプローチだけ業者さんにお願いして、庭作りは自分ですると、予算をぐっと抑える事ができます。
また、自分で庭を作ったことにより、あれだけ苦手だった虫も駆除できるようになり、植木に新芽が生えてきた!花があと少しで咲きそう!など植物の成長を見る楽しみが増えました。
OBのお客様のお家に点検に行くと、いつもお庭がきれいに手入れをされているので、参考にさせて頂いています。
春から夏にかけて色々な色のお花を楽しむ事ができましたが、最近涼しくなってきたので、紅葉が楽しめる時期になりますね。
一度は完成した庭造りですが、こうした四季の変化を楽しめる庭を目指してまた徐々に少しずつ変えていこうかと計画中です。
Arai