エアコンからの水漏れ
2021.07.8
現在梅雨時期で、少し肌寒かったりする為、まだエアコンを本格的に使用していないと思います。
梅雨明け後に初めてエアコンを使用する際、エアコンについてのクレームやご相談を数多く頂きます。
内容とすると、
①エアコンが冷えない
②エアコンから水漏れがする
などです。
原因と対策として、
①エアコンが冷えない場合は、ガス抜けなどが考えられます。ガスをチャージすることで解決することが多いですが、
使用頻度が高く、長期間使っている場合は交換されたほうがいい場合があります。
②エアコンから水漏れがする
・エアコン内部のフィルターと熱交換器(フィン)の汚れと埃が湿気や油と一緒になり、目詰まりしている場合があります。
エアコン内部の目詰まりにより、空気の流れが悪くなり、結露を起こし、ルーバーから風に乗って飛んでくることがあります。(その際はルーバーを上向きにしてみると解消される事があります)
フィルターは掃除機で2週間に1回程度は吸うようにし、汚れがひどい時はフィルターを取り外し、台所の中性洗剤で洗い、日陰干しし、乾かす事で汚れが除去できます。
熱交換器(フィン)の汚れは掃除機で吸った後、歯ブラシで丁寧に掃除することも可能ですが、無理に掃除すると故障の原因になるため、エアコンクリーニングの専門業者さんに
依頼したほうが良さそうです。(2年に一度は専門業者さんに依頼をお勧めします)
・ドレンホースの排水口が石や花瓶などで塞がれている事や埃や泥、草、虫が入り込んで、ドレンホース内が詰まっているため、結露水が排水出来ずに室内から水がオーバーフローしてくる事があります。
ドレンホース内専門工具または、掃除機で吸うことで虫やホコリが取り除くことが出来ます。
(ドレンホースに雑巾を被せて掃除機で吸う方法が良いかと思います)
・梅雨明けの35度以上を超える猛暑の際、エアコンの冷房温度を極端に下げ、風量を最大で長時間使用する場合も水漏れ(冷媒管結露)が考えられます。
(冷媒管に巻いてある、断熱材が急激な冷えで収縮し、冷媒管の銅管の表面が結露が発生。夏場の氷を入れたコップの表面に結露水が発生するのと同じ原理)
急激に冷やさずに適正に使用を行うことがお勧めです。
これから本格的に暑くなる夏本番の前に、エアコンの掃除をする事で、エアコンの負荷が低くなり、電気代を抑えることが出来ます。
異臭も解消され長持ちすることが出来ます。
今の時期にフィルター掃除、ドレンホースのチェックと掃除をしてみてください。
(エアコン交換は多数お問合せを頂いております。取付や修理にお時間を頂くことがあります。ご了承下さい)