ウッドショック
2021.06.12
最近、よく耳にする様になりました「ウッドショック」ですが、実際はどんな状況なのか。。。
「オイルショック」などと違い、一般の方たちにとっては直接的に関係がないので、あまり気にしている人はいないと思います。
しかし、これから住宅を建築する方にとっては、大きな影響があると思います。
現在、建築業界では大騒ぎになっており、木材の金額が高騰し続け、材種によっては全く物がなく、購入する事が出来ないものが続出しております。
ある話では9月~10月にかけて木材価格が高止まりし、平常時の2倍の価格になると予測されます。
10月~年末に掛けてはそのままの金額で推移するか、もしかしたら多くの木材が入って来なくなる可能性もあるようです。
とにかく、かつてないほどひっ迫している状況となっております。
構造材については長年のお付き合いがある協力業者さんが当社に対して優先的に木材を供給してくださるという事で当面の間は問題はなさそうですが、価格面では仕入れ価格が高騰しているので、値上がりは必至です。
羽柄材と呼ばれる家の下地などで使用する材料については現在の価格で抑えられるように、半年分を確保すべく協力業者さんと調整中です。
これからお見積りを提出するお客様については、あくまでも現在の価格での見積となりますので、今後、ウッドショックの影響が反映される可能性がある事をお伝えしております。
会社として出来る限りの対応をしていきたいと考えておりますので、何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。
tanaka