太田市の現場
2021.05.6
太田市の現場です。
外部工事は、ベベルサイディングの2回目塗装が終わり、ジョリパット仕上げ(モルタル塗り+ジョリパット)になりました。
ジョリパットとは、塗料に砂などを混ぜあわせたモルタル仕上げ材です。
120色を超えるカラーバリエーションが豊富にあります。
当社では、ジョリパットJQ-650シリーズを採用しております。(スタンダードタイプに比べて若干金額が上がります)
特徴としては、
①色褪せが極めて少なく、仕上げの美観を保つことが出来る耐候性です。
(選ぶ色によって異なります)
②日陰部分に発生したりする、藻やカビの発生を防ぐ防藻、防カビ性です。
③塗膜が水になじみやすい(親水性)のため、雨水で汚れを除去し、美観を長期間保つことが出来ます。
(高圧洗浄が出来ない為、洗浄には水圧の注意が必要です)
④塗膜に柔軟性があり、モルタル下地のひび割れに追従することで、ひび割れを抑制します。
⑤職人さんの技術で仕上がりがとても左右されます。
ジョリパットは、ジョイントがないコーキングレスのため、漏水のリスクは抑えられます。
イニシャルコストに多少費用が掛かっても、なるべくランニングコストを抑えられるような材料・部材を提案するのも当社の特徴です。
(サイディングは10年に一度足場を設置し、コーキングの打ち直しや塗装の色落ちによっての再塗装が必要となります。)
ラス下地材は開口部にジョイントを設けない方法で施工し、ラス下地材が十分乾燥したのち、アスファルトフェルト(紙)を張り、ラス網を施工していきます。
ジョリパットが可とう性(塗膜の柔軟性でひび割れを抑制)の商品を採用しておりますが、下地はとても重要で徹底して、注意し、ひびが入りにくい施工をしています。
完成して見えない部分ですが、最善の工夫で施工をしています。