材料費の高騰
2021.04.3
4月に入り木材の値上がりの連絡が入りました。
今回は過去にない位の値上げの話が各業者さんやメーカーから来ております。
原因として考えられるのはアメリカの住宅着工棟数増やDIYが好調になり材料が国内で大量に消費されている事だと考えられます。
※もしかしたら他の要因もあるのかもしれませんが、真相はまだハッキリしていないとの事です。
その結果、日本の建築関連の会社は国産材を使う事にシフトし始め、材料がひっ迫し高騰が始まっている様です。
既にお見積りを出しているお客様については、材料を事前に確保する様に努力をしておりますが、これからお見積りをする物件については影響を受けてしまう事になりそうです。
具体的には構造材や羽柄材に至るすべての木材に影響が出るのではと見込んでおります。
価格は毎月上昇していくと予測されており、材料の一部変更や取り置きなどをする事で出来る限り抑えていきたいと考えております。
今後はしばらくこの状況が続くと見込んでおります。
建築業界ではこの様に毎年、何らかの材料が値上がりしています。
1度値上がりすると金額が元に戻ることは稀で、ほとんどの場合は値上がりしたままの金額が基準となります。
そして基準となった金額からまた値上がりし、毎年少しずつ金額が上がっているのが現状です。
少しでもお客様に良いものを安く提案できるように、努力の日々は続きます。
tanaka