太田市の現場
2021.03.25
太田市の現場は、気密測定が終わりました。
家全体の隙間が名刺サイズの約半分という高気密となりました。
(当社では、全棟気密測定器を使用し家の隙間がどの位あるか確認しています)
気密測定後は、室内の羊毛断熱材工事(100mm)に入りました。
当社で使用している羊毛断熱材とは、ニュージーランドの羊の毛を使用した断熱材です。
特徴としては、
・高い断熱性
羊毛の繊維(縮れ)部に空気を多く保つことが出来、断熱性を確保(空気が動いてしまうと効果が発揮されない。毛糸のセーターやダウンジャケットと同じ発想です)
・調湿効果
乾燥している冬は湿気を放湿し、ジメジメした夏は吸湿しています。
デメリットとしては、一般的なグラスウールやロックウールに比べ価格が高いという事です。
屋外の乾燥した空気(冬)は第一種換気システムによって、床下へ運ばれた後、空気は羊毛断熱材の通気層を通って室内へ入ります。
その通気層を空気が通る際に羊毛断熱材で調湿されます。
住み心地に直結するする断熱工事が終了後、大工造作工事となっていきます。