フローリング選び
2020.10.26
内装の仕様決めはまず、フローリング選びから始めます。
材質を何にするか、色をどうするか、金額はどのくらい違うのかをご説明し、決めていきます。
特に小さいお子様がいらっしゃる方は、メンテナンスの事を考えると材質を悩みますよね。
まず材質は合板・無垢・複層どれにするか選びます。
合板のいい所は価格が安い点と、メンテナンスが不要なところです。
また、収縮がない為、床鳴りがしません。
デメリットは傷がつくと、補修が難しいです。
無垢のいい所は木の質感がそのまま出るので、高級感があります。
素足で歩いてもヒンヤリしないので、床下エアコンを稼働すると暖かさが伝わり、冬でも素足で快適に過ごせます。
また、多少の傷であればペーパーで削って補修ができます。
デメリットは無垢なので木の収縮があり、樹種によっては反りや狂いがあります。
そして金額が合板フローリングよりも高いです。
無垢と合板のいい所を兼ね合わせたフローリングが複層フローリングです。
表面が無垢の板なので、木の質感がでて、ペーパーで削って補修ができます。
内部は合板なので、木の収縮がありません。
複層フローリングのお値段は本来であればとても高いですが、当社ではブラックチェリーの床板を独自のルートで入手しているので、無垢のフローリングよりもお安く提供できます。
私も自宅で無垢を採用しようと思いましたが、コスト面とメンテナンスを考えて合板フローリングにしました。
合板フローリングは傷に強いと言われていますが、子供が頻繁におもちゃを床に落とすので、その度に細かい傷がついてしまいます。
その細かい傷を直そうとするとタッチペンだらけになってしまうので、そのままにしています。
そうなると無垢の方がサンドペーパーでこすって補修できるので、無垢の方もよかったのかな~と思っています。
こちらはチークのフローリングです。
樹種によってフローリングの色もたくさんあります。
フローリングは内装決めで重要なポイントになるので、仕様決めではお客様のライフスタイルや好みの色をヒアリングして慎重にご提案しています。
Arai