コンクリート強度試験
2020.08.18
八幡原町の現場です。
お施主様がコンクリート会社へお勤めのため、コンクリート強度試験を実施して報告書を作成してくださいました。
強度試験とは、コンクリート打設後の7日後の強度と28日後の強度がどのくらいになるのか、それぞれ3本ずつ圧縮試験器にかけて圧縮強度を測定する試験です。
生コン車が到着したときに、現場にて圧縮強度試験用のテストピースという試験体を採取します。
圧縮試験は3本のテストピースを試験にかけて その平均値を試験結果として、コンクリート打設後の7日後の強度と28日後の強度の2回行うために6本のテストピースを作ります。
コンクリートは時間経過と共に、硬化していき強度が出てきます。
7日目、28日目の経過ごとに、テストピースをコンクリート圧縮試験器にかけて圧縮したときの強度を測定します。
7日目で 23.3N/mm2
28日経過の最終強度で 31.5N/mm2 という結果が出ました!
一般的な戸建て住宅のコンクリート強度は、建築基準法では 18N/mm2 以上 21N/mm2 が基本とされています。
また、ここでの「標準養生」とは、日本全国均一の同じ養生環境で養生しましょうと JISで規定されている養生方法です。
「現場封かん養生」とは、コンクリート表面からの水分の出入りを防ぐようにポリフィルム等で試験体を覆った気中養生で、現場環境に合わせた養生方法となっております。
設計基準強度を上回っていれば合格となりますが、実際にこの圧縮強度の測定を実施して、「コンクリート強度試験成績報告書」を残してくださりました。
縁の下の力持ち!
家づくりの土台となる、とても重要な基礎工事にお墨付きを頂きました。
Hoshino