子供部屋について
2020.08.10
先日の土曜日ブログは吹抜けについての内容でしたが、今回は子供部屋のプランについて書かせていただきたいと思います。
子供部屋のヒアリング項目は、
・何部屋必要か?
・何帖必要か?
・収納はつけたいか?
・最初に間仕切りをつけるか?
となります。
部屋数については、お子様の人数にあわせて用意する場合もありますが、3人以上お子様がいらっしゃる場合は、1人と2人で分かれて使用する場合もあります。
子供が3人いると人数分用意するには3部屋必要となりますが、子供が巣立ってしまえばその部屋は空き部屋となってしまいます。
老後の事を考えて、1人は5帖くらいの個室を用意し、2人で使用する部屋は8帖くらいの大きい部屋を用意すれば2部屋で済みます。
子供部屋で5帖って狭いんじゃないのかな?とご質問がありますが、今の子供達はリビングで学習するケースが多く、友達と遊ぶ時もリビングで遊ぶ事が多い気がします。
そうなると、子供部屋は寝るだけの部屋になるので、5帖もあれば十分な広さになります。
収納も設置するか悩まれる場合がありますが、ホールから出入りできるファミリークローゼットがあればそこに洋服が収納できるので、子供部屋にあえて収納を設置しない方も最近増えています。
最後に一番悩まれるのが、間仕切りをつけるかつけないかです!
私が子供の頃に住んでいた家は、子供部屋に間仕切りがなかったので、兄が中学生になって間仕切りをつけました。
それから私達が家から出てしまった為、両親が部屋を広く使いたいと思い、間仕切りをした10年後には撤去しました。
間仕切りをつけなければ、子供が小さいうちはプレイルームとして広々と使えるし、家族全員で寝る場所にも使えます。
間仕切りを設置すれば、あとから施工する手間はなくなるし、お子様それぞれのテーマカラーを決めてクロスやカーテンを選ぶ事ができます。
どちらを選択してもメリット・デメリットはありますので、ご家族で相談していただいて間仕切りの有無を決めていただいています。
家を建てる時はお子様が小さいので、お子様目線で間取りを決めがちですが、実際はお子様が巣立ってご夫婦で過ごす期間の方が長くなります。
プランを提案する際には、今の生活パターンも大事ですが、今後の事も見据えてご提案するようにしています。
Arai