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いざかやキッズ

2020.04.25

昨日、家に帰りお風呂に入り普段通りにハイボールを作ろうとしたら、ちょっと待った!が掛かりました。

 

えっ!と思うと子供達から「今日の夕食は居酒屋風にするので、席に座って注文をしてもらえればこちらですべてやります。」という事でした。

 

席に座ると いざかやキッズ と書いてある手作りのメニューと紙で作ったお金の入った財布が置いてありました。

なかなか外食も行けないので色々と考えてくれたのだなーと嬉しい気持ちになりました。

メニューには切干大根、煮卵、厚焼き玉子、サラダ、えだまめ、じゃがバター、焼き魚など居酒屋にありそうなメニューがあり、厚焼き玉子についてはその場で子供達が焼いてくれました。

しばらくすると家族も席に着き、いつもの夕食が始まりました。

いつもは私のお酒がなくなっても気にもしない子供達ですが、居酒屋の店員である昨日はチラチラと私のお酒の残量を気にしている様でした。私の使っているグラスはステンレスの真空構造で中の氷が溶けにくい仕様になっています。その為、透明ではないので覗き込まないと中の残量を確認する事ができません。

ふと、その仕草を見ていて数年前に当時の社長から教わった事を思い出し、子供にも教えました。

 

 

 

内勤業務になって間もない冬に会社の飲み会があり、冬はお湯割りの焼酎を飲むのですが、私も当時の社長と専務のお酒の残量をチラチラと気にしていたのです。お湯割り用のカップも陶器製で中身が見えないものでした。

すると社長から、「あれっ。今、覗き込んでお酒の量を見ていたろ?それじゃダメなんだよなー!」

「じゃあどうすれば良いか分かる?」と聞かれましたが酔いもまわっていて答えられませんでした。

すると「答えは角度だよ!」と教えてもらったのです。

お酒を飲む時のカップの角度を見て、あとどの位のお酒が残っているかを判断すれば、わざわざ覗き込まなくても残量が分かるという事でした。

なるほどと感心したのでした。

 

 

 

そして昨日その秘伝の技を子供達に伝えたのです。

子供にはまだ早いかもしれませんが、「なるほど!」と思った事はずっと覚えていると思いますので、いつの日か役に立ち、そして誰かに伝えていくものだと思います。

 

最後に紙で作ったお金でしっかりとお会計を済ませ、外食気分を存分に味わいました。

 

 

会社の飲み会ではいつもメモ帳とペンを傍らに置きながら、お酒を飲んでいたのを思い出します。

会話の中で学んだ事や感じた事をメモし、翌日に見直し、即実践を繰り返してきました。

お酒の席では普段の仕事の中では学べない事をたくさん学ぶことが出来るのです。

tanaka

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