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ラップサイディング

2019.12.21

ラップサイディングという外壁材を採用した箕郷町の現場の足場が外れました。

今回はウッドタイプという種類の無塗装品をお客様の好みの色に塗装して仕上げました。

初めて採用する商品なので色々と悩んだ部分もありましたが、職人さんに丁寧に仕上げて頂きました。

コーナー材などの役物を一切使わず、逃げがない状況で仕上げてもらったので、とても手間が掛かりましたがお客様も大満足の仕上がりとなりました。

ラップサイディングは当社で定番のベベルサイディングと同じ様に小幅の板を一枚一枚鎧状に重ねて仕上げる外壁材です。

その為、重ね張りされた板が光の加減によって陰影ができ、立体感が生まれます。

横方向の板張りは歴史が古く流行に左右されないデザインだと思います。

素材は窯業系サイディングで東レの独自の技術で薄い板状にしたものを何層にも重ねて粘りを出しているそうです。

また、機能性にも優れているのも嬉しいですね。

①防汚染性(オートクリーン)

様々な汚れ(排気ガス、砂、泥、チリ、埃)から雨水で汚れ物質を浮かせて洗い流します。

②耐光性(ハイブリットコート)

紫外線の影響を抑え、色褪せや劣化を防ぎます。

③経済性(塗膜色保障15年)

塗り替えサイクルが長くメンテナンスコストを抑えられます。

※表面上に釘やコーキングは一切、見えてきません。

 

テクスチャーのタイプは大きく分けて3種類です。

表面がフラットなエルタイプ 色は10種類

 

木目が柾目のウッドタイプ 色は3種類

 

木目が板目のシェーブウッド 色は8種類

 

気になる価格ですが、現在調整中ではありますが、ベベルサイディングよりは安くご提供できると思います。

本格的に採用が始まればメーカーさんに交渉して更なるコストダウンを目指します。

 

個人的には当初、板張りのフェイク品のような感覚を持っていましたが、色々と調べてみると素晴らしい商品だと納得いたしました。

今では「ラップサイディング」という新しい種類の外壁材として、確固たる地位を築いていると思います。

これからも現状に甘んじることなく、良いものはどんどん取り入れていきたいと思っております。

tanaka

 

 

 

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