朝晩、すっかり寒くなってきました。
現在、毎日年末点検でお客様のお宅に伺っていますが、OKAKENの家の温かさや、お客様一人一人の家づくりへのこだわりを体感させて頂き、毎回感動しています。
住み心地が良い家というのは、自然と愛着が湧くものなのですね。
さて、本日は家を建てるエリアについてです。
土地を所有していないお客様は、どのエリアに建てるか?というのも悩みますよね。
小さなお子様がいるお客様の多くは、小学校の近くの土地が良い!とおっしゃいます。
通学距離が短いと安心ですね。
しかし、私はそれほど重要視していません。
私の息子達は、2キロ以上歩いて通学しています。
毎日、『遠い遠い』『迎えに来てー』と言いますが、「一流アスリートはみんな学校が遠かったらしいよ!痩せるから歩きなさい。」と歩かせます。
体力があり余っているので、学校の行き帰りで少しでも消耗して、基礎体力をつけて欲しいのです。
また、小学校に通う期間は人生のうちでたったの6年間しかないのです。
仮に30才で家を建てて、90歳までそこに住んだとしたら、60年間のうちのたったの6年なのです。
子供の学校に近いことよりも、職場や実家に近い方がメリットが大きいかもしれません。
そして、土地を購入して建てたはいいが、子供が自立して出ていき、生活スタイルが変わったらどうでしょう?
子供が小さいときは、大きな庭でのびのびと遊ばせたいので、郊外の安くて広い土地に建てる人が多いですが、夫婦二人になったら・・・
階段の上り下りが大変なので2階は全く使わなくなり、車に乗れなくなるので、歩いてバス停やスーパーに行くようになります。
しかし、郊外にはバスがあまり走っていなくて、スーパーは車で5分かかるとなると、生活が心配です。
便利なエリアで小さな平家に住みたくなりますよね。
住みたいエリアというのは生涯一つではなく、年齢や家族との関係・生活スタイルで変わっていくものだと思います。
今の家を中古物件として売るor賃貸物件として貸し出して便利なエリアに建て替える。
なかなか難しいように思えますが、それほど難しくないのです。
不動産会社に相談しなくても、大体の相場や売却方法等アドバイスできます。
kuribara