箕郷町の現場です①
2019.09.10
7月下旬に着工した箕郷町の現場では、8月31日 無事に上棟を迎えました。
こちらのお宅は、大きな切り妻屋根と南に広いカバードポーチを設けた設計です。
ビーチハウスを感じさせる、この長いデッキの庇。
メリットは、夏の日差しをシャットアウトする事が出来ます。
しかし、全て屋根材にしてしまうと、冬場室内に光が入りにくくなるというデメリットがあります。
そこで、下屋にガラスを採用し、冬の光を室内へ入れる工夫をしています。
当社では、庇の長さを計算して設計しているので、冬は太陽光をたっぷりと室内へ入れて暖め、夏は太陽の日差しは室内に入らないようにカットする工夫をしています。
この様にする事で、冬は太陽の光で暖房をし、少ない暖房設備で暖かく、夏は室内が暑くならないパッシブデザインを取り入れています。
自然の光や風を上手に活用して室内を冬暖かく、夏涼しく、省エネでありながら快適で健康的な暮らしが実現することができます。
台風一過。
何ごともなかったような、きれいな空が見えました。
外観は初採用の窯業系ラップサイディング。
ご夫婦の趣味はサーフィン。サーフボードの手入れも可能なカバードポーチを取り入れ、大きな吹抜けにはシーリングファン。内装の一部には、ホワイトペイントの杉の羽目板やベベルサイディングなど、ビーチハウスの要素を盛り込み、照明器具は船舶系の照明をセレクトして、ご夫婦が大好きな海を感じる要素を多用します。
仕上りが楽しみです!
Hoshino