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クロスの下地

2019.08.20

当社の室内壁や天井の仕上げは、クロス貼りがメインです。

クロスの下地材に使用するのは、石膏ボード(プラスターボードとも言います)。

石膏を芯材として、その両面と側面をボード用紙で覆ったボードで、耐火、防火、遮音、断熱性能があり、室内の仕上げの下地材として使用されます。

通常の石膏ボードは薄い黄色のボードが主流ですが、当社で使用しているのはピンク色です。

 

↑ピンク色の部分が石膏ボードです。

 

 

このピンク色の石膏ボードは「ハイクリンボード」といって通常の石膏ボードの持つ耐火・遮音・耐力はそのまま保持しながら、シックハウス症候群の主な原因物質ホルムアルデヒド等の化学物質を吸収して、さらに分解してくれる成分を持つ健康志向のボードです。

クロスを貼ってしまえば見えなってしまう部分。

コストも少し上がりますが、健康に暮らせる家をみなさんへお届けするための当社のこだわりのひとつです。

 

玄関からホールへ入る部分には、オカケン定番のアール壁を配置しました。

このアール壁は石膏ボードではなくアールの構造用合板を使用。

きれいなアールは大工さんの腕の見せどころ。

印象的なアール壁で室内のやわらかい空間をプラスします。

 

そして天井には、やさしい木の香りがする米杉を張りました。

当社で使用している米杉は、国産の杉と違って木の香りがするのが特徴です。

天井だけでなく、実験棟のように壁にも、また、最近の物件ではヘリンボーン張りにして扉などにも使用しています。

色は薄い茶色からこげ茶色まで。色のバリエーションがあるので、内装によって使い分けたり、色の違う特徴を生かしてランダムに張ったりすると、一気に天井や壁にデザイン性が生まれます。

木の温もりも感じられ、視覚でも香りでも楽しめる仕上げ材です。

 

外壁色も決定し、外部工事は塗り壁工事へ入ります。

サッシ枠色はブラックを選定。窓を主張させて家全体の印象を引き締めます。

 

 

Hoshino

 

 

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