エアコンを使う季節に
2019.06.26
先日、お引渡しから7年目になるお客様のお宅でエアコンの交換工事をしてきました。
リビングエアコンの効きが悪くなってきたので同じ大きさの省エネタイプに交換いたしました。
エアコンの効きが悪くなる理由は大きく分けて2パターンあります。
・エアコンガスが抜けて効きが悪くなる
・エアコンの年数が古くなり機械的な性能低下です。
ガスが抜ける原因は色々あります。
・冷媒管の腐食によって抜けてしまう
・エアコン本体の溶接部分などから徐々に抜けてしまう
・配管のつなぎ目から徐々に抜けてしまうなどがあります。
まずは、何が原因でエアコンの効きが悪くなったかを調べさせて頂き、適切な処置を行います。
しかし、機械的な不具合の場合は当社ではどうする事もできませんので、メーカーを手配し修理を行ってもらう場合もあります。
当社ではお引き渡しから5年以内のお客様のガス抜けに対しては無償でガスチャージを行っております。
しかし、それ以降のガス抜けに対しては配管のつなぎ目から抜けている事も考えにくいので有償とさせて頂いております。(施工の不具合によるガス抜けの可能性が少ない為です。)
ガスチャージをする場合は配管に圧力をかけ、どこでガスが抜けているか、またどのくらいの時間で抜けるかなどを調べますが、原因が分からない事が多い為、費用を掛けてガスチャージをするかエアコンを新しいものに交換するかとても悩ましい判断となります。
エアコンも電化製品の為、当然ですが寿命があります。私の経験では最近のエアコンは昔のエアコンに比べ寿命が短くなった様に思えます。理由はエアコンの価格を下げる為、海外生産に頼っている点、色々な機能がついている為、その分、故障個所が増えてしまう点などがあります。
交換して新しくすることは簡単ですが、費用が高額になってしまいます。
1軒1軒のお客様に対してどうするのがベストかを色々な面から考え、ご提案するのも当社の特長かもしれません。
現在、エアコン業者さんはシーズンインをしており忙い状況です。予約に時間が掛かってしまう場合がございます。
夏本番になる前に、エアコンの試運転をオススメいたします。
yanase