大阪出張
2018.12.15
先日、床材メーカーの工場見学へ大阪まで行ってきました。
こちらのメーカーは「朝日ウッドテック」さんという会社で1913年にルーツである会社を創業し1952年に朝日特殊合板(現朝日ウッドテック)を設立した非常に歴史のある会社です。
今回、工場見学に行った理由は、ウッドテックさんの床材を大量に購入したからです。
製品自体がとても素晴らしいことは理解しておりましたが、実際どのように作られて、なぜ魅力があるのかをしっかりと確認する事が今回の一番の目的でした。
早朝に高崎駅を出発し、11:30に新大阪駅に到着。
チャーターバスにて工場へ
そこは海外から買い付けた木材を海に沈めておき、必要な材を引き上げて加工する一通りの流れが見られる場所でした。
工場敷地内は写真撮影がNGの為、後日担当者さんから送られてきたアルバムの写真を用いてます。
工場内では実際に木材を削る場面やその削る刃物も見せて頂きました。刃物はとても幅広で薄く均一に木材をスライスできる切れ味が抜群のものです。
刃物については企業秘密のようで詳細は教えてくれませんでした。
本物の木材を使用して床材を作る為、木の色味やクセ、木目、節などを熟練した職人さんがバランスを考え1つ1つ配置していきます。
私も体験してみましたが、全体のバランスを保ちながら1つの床材を作り上げていく難しさを感じました。
工場見学は夕方まで続き、開発から、製造ライン→検査工程までを見せて頂きました。やはり床材に特化した会社なのでとことんこだわった物作りをしていると感じました。検査項目はなんと73項目もあるそうです。
ただ、木をスライスして張り合わせるだけではなく、木を活かし奥行のある木目を出せるような特殊加工はまさにウッドテックさんのオンリーワンの技術だと感じました。
見学が終わると大阪の町で夕食を頂きました。
私は久しぶりの大阪でした。夕食では海が近いこともあり海鮮のお店へ。とても新鮮で美味しい海の幸を頂きました。
※写真が無くてすみません。。。
また、大阪の街は中国人などの東南アジア系の観光客がとても多くてビックリしました。飲食店の店員さんも外人さんばかりでした。
夕食後なのに、折角だからという事で大阪名物のたこ焼きとお好み焼きを美味しく頂きました。
翌日は大阪本社のショールームを見学させていただきました。
色々な材質のサンプルが並んでおります。
こちらは今回購入したブラックチェリーです。
左側は新品で右側が数年経過した物です。かなり色が濃く変化し深みを増します。
最後に記念撮影。後ろにある木は本物の木の輪切りです。ショールーム入口に展示してあります。
ショールームでの見学を終え、新世界を散策し「ミックスジュース」を喫茶店で頂き岐路に付きました。
今回の見学を通して、感じた事は製品の素晴らしさはもとより、担当して頂いた朝日ウッドテックさんの「おもてなし」の素晴らしさが強く印象に残っております。
詳しくは語りませんが、私が逆の立場になった時にとても役に立つと感じました。
終始気持ちよくスムーズに動けて、とても有意義な時間を過ごせました。
有難うございました。
tanaka