お客様を思ってつくる家
2024.12.7
ハウスメーカー VS 工務店のような動画がたくさんYOUTUBE上で公開されています。
私もたまに見る事がありますが、いろいろな側面で比較をしており新しい発見や納得してしまう事もあります。
ただ、どちらが良いか悪いかは建てる本人次第というのが私の見解で、工務店が全て一緒だとも限らないので、何とも言えないと思います。
そんな動画を見ていて感じた事は、やはり家造りをする上で大切なのは性能や構造はもちろんなのですが、家造りに携わる人の中でどれだけお客様の事を思っている人がいるか。
ここではいのかと思いました。
これはなかなか目に見えないところなので、非常に判断が難しいですが、でも絶対に必要なポイントでもあると思います。
先日のお客様に住宅のヒアリング後の初プランを提出しましたが、「もう言う事はありません!これで大丈夫です!」とお褒めの言葉を頂きました。
それは、他社でも同じ条件、同じ土地でプランをしてもらったそうですが、かなり大きな家になってしまい、うまくまとまらなかったそうです。
では他社と何が違っていたのかと考えると経験や技術面の差もあるのかもしれませんが一番は「お客様に対する熱意」に他ならないと思います。
ご家族の事を考え、実際に生活をしている姿を思い浮かべ、自らも住んでみて(空想の世界で)それを何度も繰り返し改善し、最終的にお客様へご提案するプランが出来上がります。
そのプランを詳細の図面にし、そこでまたより細かに良い家にする為にブラッシュアップしていきます。
「お客様に喜んでもらいたい!」その気持ちの差がプランに現れたのだと思います。
現場はというと、ほとんどの協力業者さんは昔からのお付き合いがあり、当社の仕事をメインでやっていただいている方ばかりです。
しっかりとお引渡しをした後の事も考えて施工を行ってくれています。
なぜならば、何かあれば自分達で直さなければいけないので中途半端な事が出来ないからです。
よく職人さんから、「こうやった方が使い勝手が良いと思うよ!」など図面上では気付かない様な部分についてアドバイスをもらう事もあります。
ただ図面通りの家が出来て、引き渡しをして、お金がもらえれば良い と商売として考えている会社が造る家とは、住んでみたら雲泥の差が出るのは言うまでもありません。
いかに家造りに携わっている人々がお客様の事を思っているか。
私はとても大切な選考要件だと思います。
tanaka