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やっぱり大変

2025.03.1

先週の続きです

 

何から何まで初めてだった私ですが、なぜか根拠のない自信がありました。

それは以前に働いていた会社で営業職をしており、新規顧客の開拓をしていたり、現場では数十人程度の職人さんをまとめる現場監督の仕事をしていたからです。

 

しかし、蓋を開けてみれば着工する前に大失敗をしてしまうのでした。

それは上棟日が三隣亡という日を知らずに選んでしまった事で、お客様から連絡があり「大変な事になっています。近所の人からクレームが入っています」との事でした。

すぐに謝罪に伺ったものの私では収拾が付かず、当時の社長と親方とで再度謝罪に伺い、今後の対応などを話合い、どうにか事が納まったのを今でも鮮明に覚えております。

 

当時の私は三隣亡なんて日の事は全く知らず、ただただ未熟な自分が悔しかったです。

そしてお客様にご迷惑をお掛けしてしまった事に申し訳なく猛省を致しました。

 

 

慣れないせいで打合せの回数も時間もかなり多く掛かってしまいましたが、お客様の寛大な心で受け止めて下さいました。

 

 

当時はこの様にほぼすべての現場で上棟式を行っていました。

お客様に食べ物やお酒などをご用意していただき、現場内で飲食をしながら色々な話をしたのを覚えています。

実際に家を建ててくれる大工さんと話をして人柄や経歴などを知って頂くことで、安心して家造りを任せられますよね。

 

 

現場が始まると工期を長めに取り、しっかりとした丁寧な仕事を心掛け、職人さんにも助けられながら無事に工事を終える事が出来ました。

 

お引き渡し後、私の今後の為に「是非、泊りに来て下さい!」とお話を頂き、遠慮なく宿泊をさせて頂きました。

それが私にとってオカケンの家に泊まった初めての経験となりました。

私が住んでいたアパートとは違い、本当に心地よく快適でびっくりしました。

 

お酒を飲み過ぎてご迷惑もお掛けしてしまいましたが、翌日謝罪をすると「何のことですか?全く問題ないですよ」と本当に優しいお言葉をいただき、ただただ感謝しかありません。

 

 

 

なんでも初めてはありますが、未熟だった私を買っていただき、大切なマイホーム建築を委ねて頂いたことは一生忘れません。

 

その1棟目があったからこそ、今の私があると思っています。

 

これからもお客様に喜んで頂けるような仕事を誠心誠意、頑張って参ります。

 

 

tanaka

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