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下大島町の現場

2024.10.30

5月下旬に着工した、下大島町の現場です。

外部はジョリパットの仕上げ塗り工事、ベベルサイディングの2回目の塗装が終了し、内部は大工さん工事が一旦終了して内装工事に入りました。

リビングダイニングの大きな吹抜けには、内部足場が設置されてクロス貼りや照明器具の取付け工事が行なわれています。

 

 

 

 

今回、キッチンにはグリーンのタイルを採用。贅沢にカップボード上にもタイルを貼りました。

パントリーのルーバー扉も雰囲気をプラスしてさわやかなサーフスタイル風です。

 

 

こちらのお宅は、約10年前にお引き渡ししたお客様がご紹介してくださった ご家族の二世帯住宅です。

OBのお客様のご家族の家づくりにも携われることを大変嬉しく思い、感謝しています。

 

思い出の詰まったご実家を解体して限られた敷地の中で、ご希望の二世帯住宅のプランはとても難しくて難航しましたが、両世帯のご家族が気に入ってくださるプランが出来上がり、着工することが出来ました。

お客様が楽しみにしている中2階の仕事場兼書斎にもクロスが貼られ、外部は玄関ポーチのタイル工事、エコキュート等の設備工事やウッドデッキ工事と進みます。

 

12月のお引き渡しに向けて工事も終盤です。

 

 

 

Hoshino

セランガンバツ材

2024.10.25

当社では住宅を建てた後の外構工事も行っています。

 

駐車場、カーポート、物置などはもちろん、境界部分の塀などの工事も行います。

あまり目立たない所の塀についてはブロックを何段か積んでメッシュフェンスなどの安価なもので仕上げ、通りから見える様な所は目隠しにもなる様なウッドフェンスを採用する事が多いです。

ウッドと言っても当社で採用する木材は雰囲気や予算によってご提案するものが変わってきます。

その中でも耐久性と金額が一番高いのが「セランガンバツ」という木材です。

この木材は腐らないと言っても過言ではないほど耐朽性が高い木材です。

 

施工当初は赤茶色をしていますが、時間と共にグレーに変色していきます。1年くらいかけて雨などで色が落ちて洗い流されていく感じです。

(ブロックに一時的に落ちた色が付いてしまいますが、その内に目立たなくなります。)

 

 

柱にはアルミを採用して、ステンレスのビスで木材を固定しているので、長期間に渡り腐食する事はありません。

もちろん木材なので、割れてしまったり、ねじれてしまう場合もありますが、部分的に交換が可能なのが良いですね!

 

セランガンバツはフェンスの他にもウッドデッキや駐車場の土間コンクリートの見切り材にも使用しており、外構工事ではかなり重宝されています。

 

こちらの表は屋外で使用した場合の木材の強さを表すものです。セランガンバツは極大に分類されており、ヒノキやヒバよりも強い事が分かります。

 

 

 

こちらは実験棟の写真です。すでに9年経過しておりますが、変色はしいるものの、全く問題ない状況です。

下のブロックの色を悩まれるお客様もいらっしゃいますが、変色後の事を考えるとグレーがベストマッチするのかもしれません。

 

良いものを長く使うのは愛着が沸き、とても賢い判断だと思います。

tanaka

 

写真撮影させていただきました

2024.10.23

1年前に お引き渡しした お宅で写真撮影をさせていいただきました。

 

 

カメラマンの大西さんです。

ふわっとしたかわいらしい印象ですがカメラを覗く目は真剣そのもの!プロフェッショナル!

 

外観からスタートです!

朝は雨模様で心配していましたが、お昼過ぎからの撮影時には雨があがってくれました。

屋根や破風、樋、サッシはブラックに統一して外壁はグレーの塗り壁、軒天は米杉風のサイディング、玄関廻りのみアクセントで SOLIDO(ソリド)を採用しました。スタバの店舗などで多用されているセメントの質感を生かした素材です。

 

 

 

外観の次は、内観写真撮影です。

おしゃれな小物がセンス良く飾られていました。

間取りだけでなく収納にもこだわったので、見えるところはスッキリ。

全体の色が統一されていて家中どこもシンプルで落ち着く空間で、遊び心ある中2階がLDKの中心にある楽しい間取りになっています。

 

 

最後には、ご家族揃っての写真撮影もさせていただきました。

写真が仕上がりましたら、ホームページのフォトクリップにアップさせていただく予定です。

 

 

 

 

Hoshino

 

 

予算について考える

2024.10.18

これから住宅を建てるにあたり予算はどのくらいでしょうか?

と質問をした場合、しっかりとした計算を元に金額を算出していない方がほとんどの様に感じます。

 

ではどの様に予算を算出すれば良いのでしょうか。

 

色々な考え方があると思いますが、まずは月々いくらまでであれば支払っていけるのかを元に逆算するのが良いと思います。

ローンの計算は非常に複雑なので、今は簡単に計算が出来るアプリがあります。是非インストールしてみてください。

ちなみに私は「返済くんLoan」というアプリを使っています。

 

土地をお持ちの方とそうでない方で借入額はかなり差が出ますが、土地から購入した場合で考えてみましょう。

月の返済を10万円で考えた場合いくらまで借入が可能なのか計算してみます。

(現実的な金利で0.7%(変動金利)で計算し、返済期間は35年の場合)

逆算すると3,700万円まで借入する事ができる事になります。

 

同じ条件で月12万円返済の場合は4,500万円まで借入する事ができます。

月14万円の場合は5,200万円となります。

※変動金利で計算しておりますので、借入額に対し返済金額が変わる可能性がございます。

 

ボーナスを併用する方も多く、もしボーナス払いを入れられる場合は月々の返済はかなり減ってきます。

例えば夏、冬で20万ずつ合計40万円/年 とした場合

月の返済10万円でいくらまで借入できるかというとボーナス分が40万円×35年で1,400万円となり

5,100万円まで借入が可能となります。

 

予算が5,100万円の場合、例えば

土地が高崎市内で70坪程度で坪20万円だったとすると1,400万円になり

土地代1,400万円(諸経費除く)

建物3,300万円(32~34坪程度)

太陽光150万円

外構250万円

合計5,100万円

とこんな感じであれば計画が成り立ちます。

※建物の価格は参考程度とします。仕様などにより異なります。

 

 

ざっくり予算を考えるのではなく、月々の返済から逆算すると計画が立て易いですね。

但し、返済金額については年齢やご職業によっても違いがありますが、将来の事を考えて計画する事が大切です。

今は少しキツイけど、上がる見込みがあるのでこの位なら大丈夫であろうや、その逆もしかりですので長期的に考える必要があると思います。

 

いずれにしても無理のし過ぎは禁物です。少し余裕を持って返済していけるであろう金額で予算を組む事をお勧めします。

 

tanaka

マイホーム 制振装置EVOLZ

2024.10.16

マイホームは今回耐震+制振装置の新しい工法を試験的に取り入れました。

(オカケンホームは耐震等級3相当です。)

 

制振装置だけでは、本来の効果が期待できないため、耐震等級3相当の住宅に取付をし効果が発揮されます。

 

マイホームでは、耐震等級3相当+耐震面材+制振装置(制振ダンパーevoltz ビルシュタイン社との共同開発商品)を採用しました。

 

制振ダンパーには金属系、ゴム系と油圧系があります。

 

金属系、ゴム系は中規模の地震時に制振効果を発揮し、油圧系は小規模から大規模地震まで制振効果を発揮します。

油圧系の中でも制振オイルダンパー(evoltz)を採用した決めてとして、

 

・小さな揺れから確実に吸収

 

・弱い揺れから強い揺れにも対応

 

・何度も繰り返す余震に強い

 

・メンテンナンスフリーで耐用年数60年(10年保証、耐久性にも優れた商品)

 

・耐震構造だけでは防げない共振(地震の周期と建物の固有周期が一致した場合に発生する現象で、揺れに従って振り幅が次第に増加していき倒壊に繋がる)の振れ幅も抑制することが可能なため、あらゆる揺れに対して柔軟に働く。

 

 

・わずか3mm程度の揺れから効き始め余震、共振にも効果を発揮する。

 

 

柱と梁にevoltzを設置し揺れを吸収するもので、コストは決して安くはありませんが、大きな効果を期待できます。

 

 

(室内の羊毛断熱材とボードを貼ってしまうためevoltzは隠れてしまうのが残念です。)

 

耐震+制振を組み合わせることで、地震よる損傷を最小限に抑え強度耐久性を向上します。

 

採用する前に展示場で揺れを体感し、evoltzの担当者の方と打ち合わせをし、納得した上で採用を決めました。

 

制振ダンパーが揺れの衝撃を吸収、堅く頑丈な構造を変形させずに、「剛」「柔」を併せ持った住宅となりそうです。

 

家族と長く暮らす家に安心安全で住みたいものです。(一部壁を剥がす必要がありますが、既存宅への取付も可能です)

 

asano

 

 

曇りガラスフィルム

2024.10.11

例えば家を建てた後、隣地に家が建って視線が気になってしまうような事があると思います。

 

その場合はレースカーテンやブラインドなどを設置する事もできますが、ガラスに直接フィルムを貼るという選択もありだと思います。

 

 

 

 

窓ガラスの内側にフィルムを貼ります。

フィルムにはいくつか種類があり紫外線カットやミラータイプの物、材質が薄い物や厚い物と色々な種類があります。

 

当社では、真空トリプルガラスを採用している為ガラスが繊細で、衝撃や熱で割れる事があるので、フィルムの選択と作業は慎重におこなっております。

(フィルムによっては表面温度が上がり熱割れする可能性があります)

 

 

 

施工後はこの様に明りがしっかり入り込み、プライバシーの保護が出来るようになります。

カーテンやブラインドなどと違い開けたり閉めたりする手間が掛かりませんし、掃除も不要です。

 

作業時間は1窓で1時間程度です。

フィルム自体はそんなに安いものではありませんので小さい窓でも15,000円(税別)~となります。

ご希望の方はご連絡ください。お見積りをさせて頂きます。

 

tanaka

 

マイホーム 耐震

2024.10.9

マイホームは今回耐震+制振の新しい工法を試験的に取り入れました。

(オカケンホームは耐震等級3相当です。)

 

日本は地震が発生しないところが無いと言われています。小さい規模の地震は日本中発生していますし、元旦では能登半島で大規模な地震が発生しました。

(群馬県は比較的大きな地震が少ない県ではあります。)

 

 

小さな揺れが建物に損傷を与え、大きな地震が来たら倒壊になる可能性があります。

 

群馬県でオーバースペックなのでは?という意見もありますが、これから来るであろう南海トラフ地震に備えて、耐震等級3相当をよりレベルアップした、住宅を試験的に作りたいと思い、チャレンジしてみました。

 

 

 

 

建物の外周部に強度と耐久性、透湿性に優れた耐力壁面材ハイベストウッドを使用しました。

 

土台と梁、柱を構造用耐震面材で固定するため地震の力を受けても建物全体に分散し、高い安定した構造耐力が得られます。(家の損傷を防ぎます)

 

地震に強く、狂いが出ずらいため、高耐久、高気密性が長期間保つ事が出来ます。そのため、長期間壁のクラックや断熱性能の保持が考えられます。

 

採用したハイベストウッドという耐震面材は、長期優良住宅でも使用されています。

 

・透湿性に優れているため屋外に湿気を排出し易い材料です。

 

・耐水性が高いため施工時少しの雨でも安心。水濡れで性能が落ちてしまう商品もあります。

 

・壁倍率が高い 2.5倍が多いですが、4倍のものを採用。

(釘サイズとピッチで4倍にもなる)

 

・最大震度7を想定した実験で無傷。

 

大きな地震でも倒れない、安心して住み続けられる=生命と財産、将来の生活を維持する家を造りたいと思い、耐震等級3相当レベルに耐震面材と制振装置を実験的に採用してみました。

 

次回は制振装置について説明したいと思います。

 

asano

 

 

 

 

 

キッチン排水口のメンテ

2024.10.4

キッチンの排水の流れは時間が経つにつれて少しずつ悪くなっていきます。

その原因は配管内やトラップ内に油等が付着する事で起こります。

今回は、長年の蓄積によるつまりの対処方法を紹介いたします。

 

排水の穴をタオルなどで蓋をします。その後50℃~60℃のお湯をシンクの半分以上まで溜めます。

その後、タオルを取り一気にお湯を排水します。

2~3回ほど繰り返し、排水の流れが変われば汚れが落ちたという事ですが、変わらない場合は、蓄積量が多く汚れが取れなかったという事になります。

 

 

 

 

その場合は、排水トラップ(大きい赤丸)に油等がヘドロ状になって詰まっている場合がほとんどです。

バケツとタオルを用意し、トラップを外してください。

外し方は写真の大きい赤丸部分にシールが貼ってあり、やり方が書いてあります。

(キッチンメーカーなどによりトラップの外し方は異なります)

 

小さい赤丸のビス類を外すと、排水とのジョイントが見えます。

 

 

 

その後に、大きい赤丸を外し、トラップとジャバラパイプを掃除します。

汚れを除去し元に戻したら、最初に紹介した方法で再度お湯を大量に流し細かい汚れも一気に流します。

 

 

キッチンは油汚れなどを扱うので、汚れが蓄積しやすく必ずその内に溜まってしまいます。

パイプの汚れを落とす薬品などありますが、詰まってからでは効果がほとんどありません。

詰まる前に、こまめに薬品で掃除するか、シンクにお湯をため、一気に流すなどし、詰まり対策をする事をオススメします。

 

 

 

この方法でもつまりが取れない場合もあります。その場合は担当者にご連絡をして下さい。

 

 

tanaka

 

 

 

マイホーム 土台上棟

2024.10.2

マイホームは基礎工事、基礎断熱工事が終わり、土台、上棟となりました。

 

土台と柱は厳選した木目が細かいヒノキの無垢材を採用しています。

ヒノキは赤身が強く油分が多く抗菌作用が多く含まれている材料です。

また、今回はエアコン1台で6面輻射冷暖房を採用するために、床下の通気層と壁内の通気層を大きく確保したかったため根太工法を採用しました。

(当社施工の賃貸物件カーサにて実証済です)

 

 

 

根太工法とは、大引きの上に直行するように根太(45×60または、45×45)材があり、その上に床合板を施工する工法です。

 

根太と大引きで揺れや重さを吸収・拡散する工法です。

 

根太の材料を多く使い、施工手間も掛かるため剛床工法より費用は高めになります。

 

また、根太の材料分天井高さが低くなることが考えられます。(マイホームは、梁の大きさや、梁上に材料を追加する事で天井高さは2500mmを確保しました。)

 

 

剛床(根太レス)工法とは、根太を無くした工法で、床合板を厚く(28mm、24mm)にすることで、揺れや重さを面全体で吸収・拡散するため、一か所に掛かる負担を軽減する工法です。

 

根太の材料と施工手間も短縮できるため費用が抑えられます。(当社では剛床工法にて施工しています)

 

 

工事途中の構造躯体や耐震+制振工事の案内も可能です。(※10月1週目くらいまで制振装置の工事のご案内可能です)

 

気になるお客様は浅野までお問い合わせください。

 

 

asano

 

 

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