外壁材
2022.03.29
よくお客様から「この場所にオカケンさんの家が建ってますよね?」と言われる事があります。
当社の家の外観の特徴は屋根と外壁だと思います。
屋根はガラス繊維強化アスファルト屋根材、外壁には、ベベルサイディングと呼ばれる米杉材とジョリパットと呼ばれる塗壁材、シームレスのサイディングを使用することが多いです。
当社が外部で使用する材料で重視しているのは、ランニングコストが掛からない素材だということ。
低価格の材料はたくさん存在しますが、概ねイニシャルコストに反比例してランニングコストが高くなる傾向にあると思います。
イニシャルコストはそこそこ費用が掛かっても、なるべくランニングコストを抑えられるような材料・部材を提案するのも当社の特徴です。
例えば外壁のジョリパットです。
色褪せが極めて少なくて仕上げの美観を長く保つことが出来る耐候性があり、藻やカビの発生を防ぐ防藻、防カビ性を持っており、雨水で汚れを除去し、美観を長期間保つことが出来ます。
ジョリパット仕上げの場合、
柱→断熱材→防水シート→胴縁→ラス下地→フェルト→ラス網→モルタル下塗り→モルタル中塗り→クラック補修→シーラー→ジョリパット仕上げ
といった具合に多くの工程を経て仕上げています。
左官屋さんが外壁を手作業ですべて塗り包むので、サイディングなどと違いジョイントがなくコーキング処理の必要もありません。
当然、ジョイントがないので高強度で雨漏りのリスクも軽減できます。
今まで当社のお客様で劣化によりジョリパットの塗り替えをした方はまだおりません。
しかも、ジョリパットを使い始めた頃と比べ材料も格段に進化しており、なおかつ当社ではジョリパットの650番というワンランクアップした弾性のシリーズを採用しています。
ひび割れ防止機能を持ち、クラックなどを最小限に抑えられるのも特徴です。
シンプルに見える外観ですが、今まで積み重ねてきたノウハウがしっかりと反映されています。
Hoshino