土地購入からのお客様
2021.06.2
先日、お引渡しから6ヶ月が経ったお客さまのお宅に点検で伺いました。
私が入社して間もない約2年前、土地購入で相談を受けていたお客様のお宅です。
久しぶりの再会でしたが、玄関でとても暖かく迎えていただき嬉しかったです。
実際に住んでみて良い土地ですか?と聞いてみたところ、商業施設が近く勤務先にも行きやすくとても便利で良かったとおっしゃっていました。
敷地から80mくらいのところに高速道路が通っているので、音はどうなのか少し気になっていましたが、全く気にならないとおっしゃっていて、安心しました。
土地だけではなく、もちろん建物も住み心地が良く、初めて迎えた冬は寒くなく快適でしたという感想をいただきました。
お客様とは土地購入に至るまで何度か打ち合わせをさせていただき、どの区画がよいか一緒に考えて決めたのを思い出しとても懐かしく感じました。
何もない更地の土地だとお客様はなかなかイメージが湧きづらかったと思いますが、数年たった現在は新しい家が立ち並ぶ閑静な住宅街になっていました。
まだ実のならない青々とした農地を、将来の稲の収穫量を見越して買う事に由来して、整備されていない土地や建物を良い物件になるだろうと予想し購入することを青田買いといいますが、不動産を青田買いすることは珍しくありません。
市街化調整区域では、開発申請が下りないと造成することはできず(地目によりできる場合もあります)、ほぼ現状で判断することになります。
見ただけではわからないことも沢山あり、どのような土地に仕上がるのか購入者にとったら不安だらけです。
一方市街化区域では、擁壁やフェンスを整備して綺麗な分譲地で売り出せますが、人気のエリアでは仕上がるころには売り切れてしまっている場合が多いです。
建物を解体している
土地を造成している
というのは、これから売りに出る可能性もありますが、売れてしまっている可能性の方が高いように感じます。
あの辺りが区画整理されているから少し離れたこの辺りも生活が便利になるかな?
と少し先の未来を見ることができ、思い切って青田買いができると良い土地が買えるかもしれません。
その田んぼには良い稲が実るのか?を見極めて買うのです。
うちの社長は、長年沢山のお客様の土地を見ていますので、いい土地かどうかの判断がとても速いです。
気になる土地がありましたら、きれいに造成されるのを待つのではなく、早めにご相談下さい。
kuribara