売り方を考える
2021.01.9
年末に洗車をする為にガソリンスタンドに行ってきました。
私が洗車機の前に行くと若いスタッフがA3くらいの大きさのパンフレット案内を持って駆け寄ってきました。
窓を開けると、今日から使える洗車カードを販売している様で
「2021年3月31日まで使える洗車カードで大変お得です!」
「価格は3,300円です」
「通常の洗車が半額くらいで出来ます」
と言ってきました。
3,300円で6,600円分のメニューが選べるといったものでした。
正直なところ、本当に得なのか理解が出来ませんでした。
そのスタッフはその後、何も言わずに案内を持って立っています。
私は頭の中で単純に3ヶ月間で3,300円だから1ヶ月で1,100円
いつもの洗車料金が1回400円だから月に約3回分だなー
月に3回洗車するのかなー
しないなー
「買いません!」と伝えました。
洗車を終えた後に、そのスタッフに声を掛け、「その洗車カードどのくらい売れました?」と聞いてみると
「1枚です」と答えました。
私は「もう少し分かりやすくプレゼンをしないと、買う側が得かどうかの判断が出来ないですよ!」と伝えその場を後にしました。
どんな商品でもプレゼンの仕方で売れ行きは変化すると思います。
その若いスタッフもしかりですが、上司がどのようにすれば売れるのかなどを全く指導していないのだなーと感じました。
では私ならどのようにプレゼンをしたのでしょうか。
まずは、その商品がお客様に適しているかどうかを確認すると思います。適していないお客様にいくらプレゼンをしても時間の無駄です。
最近はそんな事を常に考え、自分にフィードバックする様になりました。
日常の意識を変えるだけでも成長が出来るのだと感じます。
当社の造る家も万人に当てはまるものではありません。
まずはお客様がどんな事を求めているのかをしっかりと把握するようにしています。
tanaka