喫煙の問題
2020.01.4
現場の敷地内での喫煙問題についてあらためて見直しをしようと考えています。
私は15年以上タバコを吸っていましたが、ある事をきっかけに辞めて2年が経過しました。
その為、タバコを「吸う人の気持ち」と「吸わない人の気持ち」を両方理解できます。
最近はタバコを吸わない人や辞めた人がかなり増えたような気がします。
私が喫煙者だった時は、全く気にならなかった事が、吸わなくなった時からとても気になる事があります。
例えば、飲食店などの外に設置してある灰皿ですが、近くを通るだけで嫌な気持ちになり、そこでたばこを吸っている人がいると無意識に遠回りをしてしまいます。
ラーメン屋さんなどで分煙されていない所へはなるべく行きたくないなどです。
しかし、吸っていた時は「なんでこんなに肩身の狭い思いをしなければならないのだ」と感じておりました。
真逆の気持ちになったという事です。
昔は現場内でくわえタバコで仕事をしていたなどと聞いた事もありますが、今ではとても厳しく建築現場では急激に喫煙について見直され始めています。
特に住宅建築ではお施主様の意向を最も尊重するべきだと考えます。
とは言え、会社から協力業者さんに敷地内全面禁煙です!と言ったところで吸っている人からすれば反感が出るのは必至です。
そこで先日、協力業者さんへ意見を求めてみました。
一番多かった意見は車内でのみ喫煙可能にしたらどうかと言う意見でした。敷地内禁煙にすると道へ出て喫煙をしたり、近くのコンビニなどで喫煙したりと逆に近隣の方にご迷惑をお掛けする可能性もあるのではとの事でした。
会社内で再度検討し早急に現場での喫煙ルールを構築していこうと思います。
お客様の意向を第一優先にしつつ、職人さんにも気持ちよく仕事をやって頂けるよう最善を尽くします!
tanaka