シーリングファン
2019.02.5
自宅のリビングダイニングは吹抜けとなっているためシーリングファンを設置しました。
24時間床下のエアコンを稼働させているため通常は使用しませんが、お天気が悪い日など室内エアコンを補助的に使用する時は上部ばかり暖かくなってしまう気がして、シーリングファンを併用することがあります。
夏場、送風機代わりに使用した時から冬になって、毎年使い始めに迷ってしまいがちなシーリングファンの回転方向や使用方法についてご説明します。
■冬場の回転方向は上向きがおすすめ
下向きにファンを回して、直接人に風を当ててしまうと、寒く感じてしまいますので冬場は上向きに回して、壁伝いに暖かい空気が足元に流れ込んでくるようにします。
これにより、部屋の温度を均一に近づける事ができるので、暖房の温度設定を下げることができて省エネに繋がります。
しかも、暖房の温度を下げるということは湿度を下げることも抑えてくれますので、乾燥によるドライアイや眼精疲労などにも効果的という意見もあるそうです。
■夏場の回転方向は下向きがおすすめ
逆に夏場は、直接ゆったりとした風を人に当てて体感温度を下げるように使用します。
人は、風速1.0m/s気流で体感温度が3.3度も下がるという実験結果がでているので、冷房の温度を高めに設定しても快適に過ごすことができます。
※ シーリングファンの設置位置の違いや、一部分だけ吹き抜けになっていたりする場合は、下向きの風で使用したほうがお部屋が暖かくなる場合もあるそうです。シーリングファンの設置されているお宅は実際使用してみて回転方向を決めてみてください。
吹抜けにシーリングファンが回っているなんて、視覚的にも癒し効果たっぷりですが、実用的に上手にシーリングファンを使うことで、夏も冬も省エネで快適に暮らすことができると思います。
Hoshino