プレカットチェック
2018.10.1
図面が決定したら、確認申請を提出すると同時に、プレカット図面の依頼をします。
プレカット図面とは、柱・梁等の構造体がどの位置に入るかを図面におこしたものになります。
このチェックはとても重要な仕事で、チェックを怠ると、上棟後に現場で寸法が合わないという事がおこります。
なので当社では、3人によるチェックをしています。
CAD担当→現場担当→現場責任者の順にチェックします。
そうする事で、間違い無く現場が進むようになります。
非常に頭を使う作業で、少し床が下った所は細かく寸法を計算していくので、数学の勉強をしているのかな・・・と思う時もあります。
でもこのチェックをし始めてから、現場監督経験の無い私は、少しでも納まりが分かるようになってきたので、CAD入力しながらでもこの寸法だと納まらない・・・と判断ができるようになってきました。
プレカット図面は15枚ほどある図面をチェックします。それと同時に基礎伏図も書いていきます。
こちらの図面は、お客様にお見せする機会がない図面ですが、1物件の図面の量は、平面・立面図や棚図などを合わせると30枚程になります。
これを全て最終確認して現場がスムーズに進むよう、日々心掛けています。
Arai