引き渡しとなりました マイホーム
2025.03.26
昨年7月に着工したマイホームは昨年末に完成をし、年明けから約3週間オープンハウスを行いました。
新規のお客様の他に不動産屋さん、協力業者さん、OBのお客様にも来場して頂きました。
不動産屋さん、協力業者さん、OBのお客様は今までのオカケン仕様の工法と新工法との違い、インテリア内装(色々なお宅に携わって意外にシンプルで色をあまり付けずに)
に大変興味を持って頂きました。
建築会社に勤めていますが、あまり持ち家志向ではありませんでした。
いつか建てられればいいかな程度で考えていましたが、40歳少し前から、
・健康に暮らしたい
・省エネに暮らしたい
・性能の良い家に家族と住みたい
という思いから、ここ数年で急速に家を建てたいと思うようになりました。
土地を「ここ」と決めてから1年で引き渡しと急ピッチで進んだように思います。
〇健康に暮らしたい 人生後半のQOLを高めたい。(クオリティ オブ ライフとは、「より多く」よりも「より良く」という価値観であり、「物質的な豊かさに満たされた生活」ではなく、「毎日が充実し、心身が満たされた生活」に焦点をあてた考え方となります。)
賃貸のアパートの性能には限界を感じていました。(アルミペアガラス、床断熱はおそらくしておらず靴下を厚手のものを着用しそれでも足が寒い、グラスウール断熱(天井、壁))
例えば、
・屋外の温度と室温があまり変わらず、常に冷暖房が必要で、寝ている時には暑くて起き、寒くて起き、特に冬は寝ていると顔面が寒く、布団を顔に掛けると足元が寒くトイレに起きるなど、ストレスを感じていた。
・軒の出や日射角度を計算などはせずに、全ての部屋に同じサッシを選定(大きな引き違いサッシ)しており、結露もすごく、サッシの隙間から温風、冷風の出入りが激しい。
・寒くて、寝て起きると腰が痛いなど、風邪にひきやすかったりと、このまま住み続けると病院費用がかなり掛かってしまうと思った。(メディカルコスト)
・日本人の寿命は男性81.4歳、女性87.4歳。健康寿命は男性72.6歳、女性75.2歳。約8年から12年程度誰かの手を借りたりしないと暮らしていけないとのことで、寒くない家では活動量も増え、健康寿命が4年延びるデータも出ています。
国土交通省、厚生労働省の調査では、夜間頻尿などでの睡眠や健康損失と病院などに掛かる費用、労働損失など含めると寒い家に住んでいると年間11万円損失している計算になるそうです。
(日射角度も計算している庇寸法なので、日中は日差しがリビングダイニングに入ってくるため、暖かくエアコンをOFFにしている事が多いです)
〇省エネに暮らしたい
・日本は一次エネルギーが12%しか自給率が無いため、原発稼働停止やロシアのウクライナ侵攻などで電気代も高騰し続けています。
中東やオーストラリアなどの資源大国にエネルギーを依存しているため、国際価格が上がると翻弄されています。
そのため、出来るだけエネルギーを使わない高気密、高断熱住宅、パッシブデザインを取り入れた住宅に住むことで電気代を抑える事が出来ますし、
太陽光を7.1kw搭載し、給湯器はおひさまエコキュートという太陽光発電で出来た電気でお湯を沸かすシステムを導入し、出来るだけ自家発電自家消費のZEH住宅としました。
(売電目的ではなく、自家消費を高める事で、高騰する電気代を抑える)
〇性能の良い家に家族と住みたい
・エアコン一台で冷暖房を行い6面輻射冷暖房で、温度差なく快適に住みたい。
・全熱交換器を気圧調整機能付きと乾燥抑制機能付きとし、家の隙間からの花粉や粉じんpm2.5の侵入を抑え、冬場の過乾燥と結露を抑える製品を採用しました。
・妻、子供が住んでいて身体にストレスを感じない家となりました。
仕事や学校など以外の1/3は家に居る事が多いため、良い家(省エネで性能の良い家で健康に暮らせる住宅)に住み、快適に暮らし、健康に暮らすし、ランニングコストとメディカルコスト(労働損失、健康損失)を抑えた家に住むことが最大の投資だと思います。
asano