太陽光発電と蓄電池
2021.02.13
今まで蓄電池というと災害時などの停電した時に備える設備で、高額なのでなかなか元を取る事は難し状況でした。
先日、太陽光発電工事をお願いしている協力業者さんから提案があり、今年から太陽光+蓄電池を本格的に導入していけそうです。
理由とすると
・太陽光パネル、周辺設備の金額が下がり続け、いよいよ底値になってきた点。
・蓄電池自体の金額も下がってきた点。
・ハイブリットパワコンができた点。
※従来は太陽光用のパワコンともう一台蓄電池用のパワコンが必要でした。
などが主な理由です。
ご提案内容として
約12kWのソーラーパネルを載せて定格出力9.9kWのハイブリットパワコンで10kW未満(過積載)に出力を抑える事で売電単価19円/kWh(10kWh未満価格)とします。
※2021年度10kW未満の調達価格 19円/kWh、2022年度17円/kWhと発表がありました。
そして定格容量7.04kWhの高出力、大容量、長寿命の蓄電池ユニット1台+モニターのセットとなります。
では停電時どの程度の家電が使用できるかというと蓄電池が満充電の場合。
・携帯の充電
・ルーター24時間
・TV9時間
・照明6時間
・冷蔵庫24時間
・エアコン8時間
・電子レンジまたはIH20分
これでもおおよそ5.0~5.5kWh程度なのでかなりの大容量という事が分かります。
200Vも対応しているのでエアコンやIHなども使用可能。
ただ、災害時などはエコキュートなどの給湯設備については使用から除外して考えています。
今まで違う点として災害時だけの備えだけではなく、導入コストが下がった事で10~12年で初期費用をペイでき、それ以降はずっとプラスとなります。
※4人家族の平均値で計算
15年の長期保証もあり安心してお使いできると考えています。
導入後のイメージとしては
日中は太陽光が発電した電気を自家消費し、余った分は蓄電池へ
蓄電池が満充電になったら、余剰電力を電力会社へ売電
夜になったら蓄電池内の電気を使用し生活をする
こんな流れになります。もちろん雨や曇りの日は太陽光が発電しませんので買電をする事になります。
12kWの太陽光パネルを設置する場合は屋根の形状や面積を事前に検討する必要があります。この写真の建物は20kW分のパネルが搭載されていますので約半分程度の面積が必要となります。
災害に備えられて、電気を自家発電し有効に使えて、なおかつ利益が出るという事はとても良いシステムではないでしょうか。
これからのスタンダードになるのかもしれませんね。
金額など詳細については担当者にお問合せください。
tanaka