Housing

オカケンならではの工夫

とことんこだわるのがオカケンスタイル。
住み心地の良い家を造るために、見えないところもしっかり計算しています。

  • 01.防音対策

    2階の床に防音対策を

    2階の床の造りは、

    ①床合板 28m/m
    ②ハイクリンボード 12.5m/m
    ③コンビボード 9m/m
    ④床板 12〜15m/m

    と4層構造になっています。
    ポイントは②と③。
    コンビボードはやわらかい素材なので、吸音し、ハイクリンボードは硬い素材なので、遮音します。良い家は完成後には見えなくなってしまうところにも、手間がかかっているのです。

  • 02.ハイクリンボード

    ホルムアルデヒドを吸着分解、ハイクリンボード

    ハイクリンボード

    一般的な建築会社では表面が黄色の石膏ボードを採用しているところを多く見受けますが、当社で使用しているのはこの「ハイクリンボード」です。
    こちらには、シックハウス症候群の原因となる、ホルムアルデヒドを吸着分解するという、優れた性能があるのです。一般的な商品に比べ少々高価にはなりますが、きれいな空気の室内空間をつくるには必須アイテムです。

  • 03.パッシブデザイン

    パッシブデザインによる庇の役割

    パッシブデザイン

    オカケンの特長でもある南の深い庇。
    この長い庇のメリットは、夏の日差しをカットすること。しかし全て屋根材で葺いてしまうと、冬場室内に太陽光が入りにくくなるというデメリットがあるのです。そこで、そうならない為に屋根の一部にガラスを採用し、冬の光をたっぷりと室内へ入れる工夫をしています。冬はガラス面より、太陽の光が差し込み、室内をダイレクトに暖めます。また、夏は計算された庇の長さにより、日差しをカットするよう計算されています。南面のサッシも、幅を2割、高さを1割程度大きく設計し、たくさん光が入るようにしています。こうすることで、冬は暖房をしなくても日中差し込む太陽の力で暖房するパッシブデザインを取り入れています。
    そうすることで、少ない暖房設備で冬暖かく暮らすことができるのです。

  • 04.気密測定で隙間が少ない家造り

    気密測定で隙間が少ない家造り

    気密測定で隙間が少ない家造り

    オカケンが造る家は、隙間風がほとんど入らない高気密住宅です。
    断熱工事終了後、送風機で建物を負圧にして気密シートや気密テープを使い、小さな隙間を丁寧に塞いでいます。こうした気密がしっかりした状態で行うのが、気密測定です。
    この測定には専用の気密測定器を使用し、1㎡あたりどの位の隙間があるのかを測定(数値化)することができます。高価な機器を使用するため、業者に測定をお願いすることが一般的ですが、オカケンではこの気密測定器を購入して、自社で気密測定することにしています。
    日本の住宅建築業者さんで最先端のビルダーのほとんどはこの気密測定器を持っていますが、高価な商品のため私たちのような地元の小さな工務店が持っているケースはほとんどないのが現状です。
    私たちは家の性能をきちんと数値化し、お客様に安心して選んでいただける工務店を目指しています。車も燃費で選ぶ時代に入りましたが、家も性能で選ぶ時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。

  • 05.水道配置&排水の防音対策

    考え抜いた水道配置&排水の防音対策

    水道配置&排水の防音対策

    赤と青の管は、給水と給湯の管です。色がついているのは保温材で、その中に架橋ポリエチレンという樹脂の配管が、2重に施工されています。
    水道の配管と言うと鉄やステンレスや銅をイメージするかと思いますが、オカケンでは配管内の錆びや継手の腐食などを考えて、耐久性のあるこの素材を採用しています。
    何十年か住んだ後に配管内のヨゴレが気になる場合も、壁をはがさずにこの中のパイプだけ交換が可能な優れものです。また、継手や曲がりを使いませんので水漏れの可能性はほぼゼロです。

    水道配置&排水の防音対策

    天井の上に配管されているのはトイレの排水管です。
    この配管にもきちんと防音対策をします。例えばリビングにいる時、2階のトイレの排水の音がするのでは問題ですよね。天井や壁が張られてしまうと見えない水道の工事ですが、実はココが重要なところ。水道工事にもとことんこだわるのが、オカケンの家造りなのです。

  • 06.土台はひのきの無垢材を採用

    土台は厳選した目細なひのきの無垢材を採用

    土台はひのきの無垢材を採用

    土台は厳選した目細なひのきの無垢材を使っています。
    ポイントは、ひのきの中でも赤みが強く、油分が多く含まれ抗菌作用のあるヒノキチオールがたくさん含まれているひのき材を仕入れることです。
    一言で“ひのき”と言っても生育場所で質が変わってきます。オカケンの場合は、構造材として最適な年輪が細かい(細かければより強度が高い)ひのきを選んで採用しています。

    土台はひのきの無垢材を採用

    初めてサンプルを手にした時は乾燥材と思えないほど重量がありましたが、木材の含水率を測定したところ、なんと12%!今まで使ったひのきの中でも、しっかりとした密度のある木材です。
    完成してからは見えない土台にも、このような良材を使うことが大切なのです。

  • 07.厳選したフロアー材

    床材には厳選したフロアー材をご提案

    厳選したフロアー材

    最近では表面加工の技術が飛躍的に進歩し、なめらかな質感・きれいな見た目・心地よい肌ざわりを実現した床材が増えてきています。
    オカケンでは、精度の高さやコスト面だけでなく日々のメンテナンスに最適なフロアー材をご提案しています。しかし「どうしても無垢材が良い」と言うお客様には 三層フロアをおすすめ。価格はフロアー材よりも割高となってしまいますが、“無垢材の質感”と“フローリングの精度”を兼ね備えた床材です。

  • 08.風通しの良い家の設計

    風通しの良い家の設計

    風通しの良い家の設計

    家の設計は設計士の資格を持つ社員がおこない、現場で大工経験のある一級建築士がしっかりと確認します。
    見た目も重要ですが、長年その家で暮らすことを考えると「住み心地」が重要なポイントになり、流行りのデザインが良いとは限りません。太陽の光をたっぷり取り入れ、風通し良く、四季を通じて『抜群の住み心地』の家を設計しています。
    暑い夏の始まり、6月から7月頃の朝は涼しく、日中気温が上がる前に涼しい空気を取り込むことで室内の温度を下げることができます。そうすると、お昼頃までその涼しさを保つことができます。
    風通しの良い設計、ダブル断熱の方法を用いることで、こうした気持ちの良い生活が可能になります。人の動きだけでなく、風の動きも家づくりには大切な要素になるのです。

  • 09.壁の角は丸く

    壁の角は丸く

    オカケンでは石膏ボードを張る際、壁の角にプラスティック製の丸い部材を取り付けしてから、パテ処理をしています。こうする事で壁が仕上がった時に出隅が尖らず、やわらかい丸に仕上がるのです。
    また、巾木の出隅がとがっていると危険なので、小さな巾木をナナメに取付けして角にならないようにしています。
    壁の出隅も、Rの樹脂製コーナー材を内装屋さんが入れて、丸く仕上げます。こうする事で室内がやわらかい印象になります。
    細かい所ですが、ひと手間かけて仕上げるのがオカケンスタイルなのです。

    壁の角は丸く
    壁の角は丸く
  • 10.外壁の下地

    外壁の下地へのこだわり

    外壁の下地

    外壁のモルタル下地は、1回目のモルタル下塗りをして1週間程度時間をとってから2回目の仕上げのモルタルを塗ります。このひと手間で、仕上がりが“断然”良くなるのです。
    一般的にはこの上に仕上げの吹付や塗り壁で仕上げるのですが、オカケンではこの仕上げの前に入った小さいヒビや塗りムラを担当者がチェックしてうす塗り材で細かく補修します。
    仕上がってしまえば見えなくなってしまうモルタル下地ですが、妥協しないのがオカケンスタイルなのです。

  • 11.仕上げ前のひと手間

    仕上げ前のひと手間

    仕上げ前のひと手間

    オカケンでは、床板を梱包から取り出して一度並べて、色や木目のバランスを見て調整しながら張り始めます。無垢の床板は、1枚ずつ寸法や木目が異なるため、このような作業が必要なのです。
    木目のムラがないように、ひと手間かけて丁寧に張っていきます。こうする事で、家全体が美しく仕上がるのです。

お客様満足度120%を目指す家造り

どうしたら想像以上の満足をしていただけるか?
日々考えながらコツコツと真面目に家造りに取り組んでいます。