価格と価値
2020.11.14
始めに先週のブログで間違えがあった点について
既に修正いたしましたが、今まで何の迷いもなくずっと勘違いしていたのでとても恥ずかしい思いをしました。。。
会長より指摘をしてもらって良かったと感じています。
誤り
先見の目 (せんけんのめ)
正しくは
先見の明 (せんけんのめい)
大変失礼いたしました。
意味はご存じの通り ことが起きる前にそれを見抜くちから という事ですから、てっきり見抜く目だと思っていました。
ちなみに「明」には理の明らかで疑いのないこと。 という意味があるそうです。勉強になりました!
さて本題です。
初めてお会いしたお客様と話をしているとよく言われる事の1つに「オカケンさんの家は高いのではないですか」という事があります。
もちろんここで言う高いとは価格の事ですが、建売やローコスト住宅に比べれば価格は高いと思います。しかし、当社より価格が高い家は沢山あると思います。
私が最近になって感じる事として、物を買う時に売る時の事やそのものの価値についても考える様になりました。
売るのはいつ頃でその時にいくらになるのか?その差額は自分にとって納得が出来る範囲かどうか。と考えます。
たとえば洋服ですが、量販店で買う洋服は安いですが、これは消耗品となり、買った時点で売ってもほとんど価格が付かないと思います。
片や、ビンテージ品で人気がある服や人気メーカーの服などは購入価格は高いかもしれませんが、売ってもしっかりとした値段が付く事があります。
これは他の物でも同じ事が言えると思います。(腕時計、ブーツ、スニーカー、装飾品、バイク、車、ウィスキーなど)
仮に価格が高かったとしても売る時に買った時以上の価格になったり値減りが少なければどうでしょう。
また、所有した後の満足感や使用感(気持ち)の満足度がとても高かったとしたらどうでしょう。
価格ばかりに目が行きがちでしたが、「価値」にフォーカスする事で損をする事が減った様に感じます。
話は戻りますが、当社の家は価値がある家だと思います。
理由はいくつかありますが、一番は健康に暮らせるという事が言えます。
家中どこでもほぼ同じ温度で足元がほんのり温かい。しかもエアコン1台で超省エネです。
これだけでも相当な価値があると思いますが、ハード面にも同様の事が言えます。
先日、20年経過したお宅へ点検に行って来ました。外壁はジョリパットの塗り壁でした。
今まで一度も塗り替えなどはしてません。見た目は少し汚れたり色あせている所もありましたがクラックなどもなく、すぐに塗り替えをする必要もない状態でした。
イニシャルコストはサイディングなどに比べれば上がりますが、ランニングコストは抑えられます。
当社では使用している部材1つ1つをよく吟味し、長い目で見た時にお客様にとって価値があるものをご提案しています。
しかも、宣伝広告はほとんどせず、展示場もありません。
営業マンも居ません。
人数は少数精鋭で他社の約半数で業務を行っております。
通常であれば上記の見えない費用もすべてお客様のお見積りに含まれてしまいますが、当社の場合は違います。
実際のところ「価値のある家」とは意外と少ないのかもしれません。
tanaka